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3.1.2.4 会議の概要
今回の会議においても、前回のアトランティック・シティーでのワーキング・グループ会議と同様に、A,B,C,Dの4つのワーキング・グループに分かれ討議された。
4つのワーキング・グループ(WG)におけるそれぞれの作業検討項目は次のとおりである。
WG−A…AWOP、RGCSPなどの他の関連するパネル等の検討結果を充分考慮し、運用要件、規定、証明等に関する資料を策定
WG−B…GNSSの国際標準及び勧告方式(SARPs)案策定
WG−C…民間航空用の長期的GNSSに関するSARPs策定
WG−D…地上型航法データ放送システム(GBAS)関するSARPs案策定
3.L2.4.1 ワーキング・グループAの審議概要
ワーキング・グループでの主な検討作業項目は、NSR(Navigation System Requirements)、データベース、NOTAM/システム監視、定義明細及び運用等について検討された。
審議された概要は次の通りである。
(1)NSRサブグループ
NSR(Navigation System Requirements)サブグルーフにおいては主にGNSSの性能要件について検討する。全体のシステム要件(TSR)についてはRGCSP、RTCA/EUROCAE SC181及びAWOPRNPマニュアルから抽出して検討作成することになった。
(2)NOTAM/システム監視
GNSSの複雑性及びフェリィアモードのため、様々なレベルの装置及び機上装置構成での組み合わせから、自動監視及びNOTAM発出システムはGNSSの一部として位置づけられるべきであるとの意見がだされ了承された。またNOTAMについては付属10、11及び15の資料として検

 

 

 

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